日本のコロナ対策「奇妙な成功」、米外交誌フォーリン・ポリシー

日本のコロナ対策「奇妙な成功」

米外交誌、死者数の少なさ「奇跡的」

米外交誌フォーリン・ポリシー(電子版)は14日、東京発の論評記事で、日本の新型コロナ感染対策はことごとく見当違いに見えるが、結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国の一つであり「(対応は)奇妙にもうまくいっているようだ」と伝えた。同誌は、日本は中国からの観光客が多く、ソーシャルデイスタンスの確保も中途半端だと指摘。感染防止に有効とされるウイルス検査率も国際社会と比べ低いが「死者数が奇跡的に少ない」と評した。論評は「結果は敬服すべきものだ」とする一方、「単に幸運だったのか、政策がよかったのかはわからない」と述べた。また、数的には証明できないが、日本人の衛生意識の高さや握手をしない習慣などが死者数の低さにつながっているとの見方を示した。(ニューヨーク  共同)

産経新聞5月16日(土)

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「単に幸運だった」ということは、科学的にありえないことだと思います。同誌が引き続き「奇妙な成功」についての科学的解明に言及されることを期待しております。