中国共産党政府との関係を見直そう(66)。「戦後」の世界について考える(3)。

「インド外資規制、中国が『的』、隣接国からの投資  認可必要に」

ー日本経済新聞 令和2年5月1日よりー

インドが実質的に中国を狙い撃ちにした海外直接投資(FDI)の規制強化を打ち出した。「国境を接する国」からインドへの投資は政府による許可が必要とし、新型コロナウイルスの拡大で価値が下がったインド企業が外資に買収されるのを防ぐ。外国投資を呼び込んで産業振興につなげたいモデイ政権だが、経済鈍化にコロナが追い打ちをかける中、貿易赤字などで摩擦を抱える中国の投資を制限し、一段と保護主義を強めている。・・・「新型コロナの流行に乗じた買収を阻止するため」と説明する。

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中国による海外投資を巡っては、米国が17年ごろから規制を大幅に強化。欧州でもイタリアスペインドイツが買収を阻止できる業種などを広げた。欧州連合全体でも規制強化に動き出している。オーストラリアは海外からの投資案件はすべて当局が可否を審査するように規制を強めた。どの国も明言はしていないが、念頭にあるのは中国だ。