NHK NEWS WEB によれば、
新型コロナウイルスへのWHOの初期対応をめぐり、台湾当局は、昨年12月にWHOに送った文書を公表し、中国で人から人への感染が疑われる事案が起きていると警告していたと強調しました。WHOの対応を批判するアメリカに歩調を合わせた形です。
これについて台湾当局は11日、WHOに対して去年12月末に送った通知の全文を公表しました。文書には「中国の武漢で非定型の肺炎が少なくとも7例出ていると報道されている。現地当局はSARSとはみなれないとしているが、患者は隔離治療を受けている」などと書かれています。台湾の陳時中衛生福利部長は会見で「隔離治療がどのような状況で必要となるかは公共衛生の専門家や医師であれば誰でもわかる。これを警告と呼ばず、何を警告と呼ぶのか」と述べ、文書は人から人への感染が疑われる事案が起きていると警告していたと強調しました。
外交部Ministry of Foreign Affairs, ROC(Taiwan) @MOFA Taiwan
Wow, can’t even utter “Taiwan” in the WHO? You should set politics asaide in dealing with a pandemic. FYI @WHO,450 +news reports from 40 +countries so far positively covered #Taiwan’s handling of #COVID19. These reports do not misutake us as part of China &#Taiwan Can Help.JW twitter.com/NKWORLDCITY/st…
香港の放送局RTHKは3月28日、WHOのブルース・アイルワード事務局長補佐が、イボンヌ・トン記者のテレビ電話インタビューを受ける様子を放送した。
Will the WHO reconsider Taiwan’s membership?
I’m sorry, I couldn’t hear your question. Yvonne.
このインタビューでトン記者は、WHOは台湾の加盟を再検討するかと質問。するとアイルワード氏はしばらく沈黙した後、トン記者の声が聞こえなかったとし、別の質問に移るよう促した。トン記者が再度、台湾について話を聞きたいと言うと、アイルワード氏は電話を切った。トン記者は電話をかけ直し、改めて台湾の新型ウイルス対策についてコメントを求めた。これに対しアイルワード氏は、「ああ、中国についてはもう話した」。