2月15日の産経抄を読んでその通りだと同感です。数あるメディアの中で唯一本当のことを言っていただいたので、ご存知かとは思いますが紹介させていただきます。
「安倍晋三首相が12日の衆議院予算委員会で辻元氏にヤジを飛ばしたことを口実に、13日の同委を流会させたのは筋が通らない。抄子が天邪鬼なせいか、主要野党が居丈高にこのヤジを批判していることに、攻守があべこべだと感じる。『タイは頭から腐るという言葉をご存知か』。辻元氏はこう切り出し、安倍首相に対し『子どもの教育にも悪い』だの『頭を代えるしかない』だのと一方的に主張して質問を終えた。これに安倍首相が『意味のない質問だ』と言ったことが問題視されているが、その通り無意味な質問そのものである。立憲民主党側はすぐに『立法府議会全体に対する侮辱だ』(枝野幸男代表)、『議会人としてあるまじき行為』(安住淳国体委員長)と猛反発したが、これも解せない。議会制民主主義の正当な手続きを経て首相となった相手を、腐敗物と面罵する方がよほど議会への侮辱だろう。国会質疑の模様を伝えた新聞各紙を国会内に貼り出し、『くず0点』『論外』などと評論を加えて笑っていた安住氏は、自らの行為を議会人としてふさわしいとでも自負しているのか。安倍首相のヤジに関しては、与党内からも大人気ないと諌める声がある。小紙の14日付『主張』も『もっとどっしり構え』るよう注文をつけたが、時と場合にもよるだろう。質問の最後に、答弁を封じてひどい中傷を仕掛けるような議員は、きちんと叱ってやるのが相手のためでもある。言われっぱなしでも政府だからぐっとのみ込み、何も反論しないのが美徳だとは思わない。間違った指摘や罵詈雑言にはきっちりと反撃する方が、言論の府を活性化させることもあろう」。
しかし産経抄は、産経新聞の『主張』に気を使っているのか、ちょっと大人の対応ですね。