☆敬老パスの「上限を設定」しますという公約について。
敬老パス制度の改善は、歴代の市長が試みたことでありました。関市長は再選の選挙公約に掲げ、平松市政でも上限の設定など種々検討しました。そして、橋下市政になってようやく、公明党の賛成を得て、今の敬老パス制度に変更しました。その理由はいうまでもなく、少子高齢化の時代を迎え、高齢者の交通施策に年間100億円もの財政負担に、市は耐えられないということであります。公明党の賢明な判断に改めて感謝します。この間市は、敬老パスの「上限設定」も検討してきましたが、市議会での答弁では、システム改修に約200億円かかるということで見送られてきた経緯があります。これに対し、柳本氏は「仮に上限設定するにしても、このように費用をかけることは当然想定しておりません」と発言しております。では、いかなる方法があるのか明言すべきであります。「システムは日進月歩、手法も日々新たな取り組みも生まれます」(柳本発言)では回答になっていません。柳本氏の得意な手法かもしれませんが、はぐらしたり、ごまかしたりしてはいけません。あなたの「50円負担廃止」の公約は、共産党の支援を受けるためでしょうが、市長候補ですから、しっかりしてもらわなければ困ります。