11月14日配信の朝日新聞デジタルによれば
「台風19号の記録的な大雨による利根川の増水について、国土交通省が利根川上流ダム群の治水効果をまとめた。試験貯水中だった八ッ場ダムに溜めた分も含め、上流と中流の境目に当たる観測地点で水位を1メートル下げたという。このため、避難勧告などの目安となる氾濫危険水位は超えず、『治水効果を発揮した』と国交省は見ている」
「国交省関東地方整備局によると、検証した観測地点は八斗島(やったじま)で、・・・整備局が雨量、河川流量、ダムの貯留量などを基に試算した結果、7ダムがなければ八斗島の水位は1m上昇して5.07メートルとなり、氾濫危険水位を超えていたという」
とこのように報道しています。そして
「ダムがなくても安全だったと言える結果ではない」と整備局河川計画課の担当者は発言したという。
民主党の議員たちよ、あなたたちの政権が続いていたならば、間違いなくもっと大きな惨事を引き起こしていたということになります。先の新聞で、ダムの効果を「事実ではない」と否定した鳩山由紀夫氏、批判を謙虚に受け止めないで「批判自体がナンセンス」と言った福山哲郎氏、「それならばすべてスーパー堤防にして、全部ダムをつくればいい」と開き直りに終始した岡田克也氐など、当時の“民主党議員”には改めて国民に対する説明責任があると指摘したい。