長谷川慶太郎氏の『朝鮮崩壊』(実業之日本社、2014年6月10日初版)より
ー韓国1カ国での支援・救済は不可能ー
「今、韓国は危機的な状況に追い込まれようとしているのに、日本に韓国は謝罪しろ、そんなことをいっていられますか。韓国は北朝鮮の国民2480万人をどうするつもりなのか。何もしないまま南北の隔たりがなくなり2480万人が韓国になだれ込んできたら、韓国だけで対応できるでしょうか。韓国には約4600万人がいます。合計して約7000万人もの人々を食べさせていかなければならないのです。そして、雇用を確保して、社会保障にも加入させる、これらのコストは当面の間だけでも100兆円以上とも言われており、韓国一カ国では対応できないのです。できなければ、北朝鮮国民を『殺す』ことになりかねません。北朝鮮の人々を救済するのはいいのですが、救済が優先されると、韓国の人たちへの食料配給に不安感が台頭してきます。しかも、国連は動きません。虐殺などの行為がなければ援助する権限は国連にないのです。ですから、虐殺のあったアフリカ諸国の難民については、国連が人道支援します。
いずれにしても、韓国一カ国では北朝鮮を支援しきれないのは明らかです。ただ、国連は日本に支援を要請する権限があります。ですから、国連が日本に対して韓国支援を要請する可能性は否定できません。しかし、要請に対して、それを受けるか否かの決定は、日本が決めることなのです。そこで、韓国が実際、日本に援助を求めた場合、日本はどうすべきなのか」。