働き方改革の議論に党利党略は必要ありません。

国会で立憲民主党の長妻昭氏、「 馬車馬のように働かせるな!ゆとりある働き方だ!過労死増やすようなことをするな!」と安倍総理に迫ったそうです。

これに対し安倍総理は、「質問通告が遅い質問者がいて、その人が総理大臣に質問する場合だと全省庁の職員が待機することになってしまう。残業+質問が入らないと電車がなくなりタクシーで帰ることになる。国会改革は各党各会派で議論してもらいたい」と長妻氏に答弁したということです。

長妻氏は夜遅く質問通告をしたので、全省庁で多くの職員が終電車がなくなり、タクシーで帰宅することになったようです。長妻氏は終電車がなくなる深夜まで職員を働かせたことを、翌日の質問のときにはどうも忘れていたようです。「馬車馬のように働かせるな!ゆとりある働き方だ!過労死増やすようなことをするな!」という長妻氏の言葉は虚しく、心に響きません。

このことで同様のことを思い出しました。大阪市議会のある委員会では、一人の議員の質問通告が真夜中の2時ごろだったようで、待機していた担当の職員たちは徹夜で答弁調整をしいられ、結果一睡もせずに翌日の委員会に臨んだということです。後で知ったことですが。

何を期待しているのか知りませんが、党利党略で深夜や真夜中に質問通告するようなことは、非常識も甚だしいと言わざるを得ません。