大阪市の高齢化率は上記の表の通り平成27年で25.3%ですが、平成52年には平均で33.6%になります。地域別に見ますと下の図表のように各区によって大きく異なります。西成区と西区では20%近く異なることが分かります。平成52年には西成区は高齢化率40%を大きく超えることが予測され、おおよそ2人に1人が高齢者という社会になります。このように地域によって抱える課題は大きく異なります。
特別区になれば今までの大阪市内一律の高齢者施策から、特別区の区長によって地域の特性に基づいた地域に必要なきめ細やかな施策を実施することができるようになります。