大阪市は平成29年12月13日、市幹部(市長及び3副市長)による会議の結果、サンフランシスコ市との姉妹都市提携解消を決定しました。
大阪市政策企画室からは次のような報告がありました。
「【方針】
1.サンフランシスコ市との姉妹都市提携を解消する。ただし、エドウイン・M・リー市長の急逝を受け、解消の時期は、公選新市長の着任後とする。
2.サンフランシスコ市への連絡については、公選新市長に対して公開書簡の送付をもって行う。
3.サンフランシスコ市との姉妹都市提携に基づく交流事業に対しては、今後は、公費の投入は行わない。但し、交付決定済のものは除く。
【理由】
サンフランシスコ市が、歴史研究者の間でも議論がわかれ、日本国政府の見解と異なる慰安婦の数、旧日本軍の関与の度合い、被害者の規模など不確かで一方的な主張を、あたかも歴史的事実として記した碑文とともに慰安婦像を、市有地に、市の意思として設置したことにより、強固な信頼関係に基づくべき姉妹都市関係が根本から崩れる事態に至ったため。」
という内容です。