「ニア・イズ・ベターについてさまざまなご指導をいただきました。議員がおっしゃった点はそのとおり、地域のコミュニティとかいろんなところでニア・イズ・ベターを実現していく、そのとおりだと思いますが、ただし、一番重要な要素は行政の予算編成権です。ここを抜きにしてニア・イズ・ベターは語れません。行政の予算編成権をできる限り住民の近くに持っていく、これこそが一番のニア・イズ・ベターの根幹でありまして、ここを避けたところで、周辺のいろんな政策等を掲げてニア・イズ・ベターだといっても、肝心な部分を抜かすのは、それはニア・イズ・ベターにならないと思っています。行政の予算編政権をいかに住民の近くに持っていくか、これがニア・イズ・ベターであり、それを実現するのは特別区設置以外はありません」(平成26年10月本会議)。