大阪の都市制度改革の必要性について考える(5)。大阪府の財政

大阪府の財政状況について「府政だより」(平成29年4・5月合併号)に記載がありました。府税収入については「税制改正の影響や景気動向により、平成24年度から増加に転じましたが、平成28・29年度は概ね横ばい」となっているとの説明。府債の動向については、「府債残高(全会計)は、平成27年度から3年連続で減少しています。また、臨時財政対策債を除く府債残高は、平成19年度から11年連続で減少している」ということです。減債基金については「過去に財源不足を補うため、この基金から5202億円を借り入れしていましたが、平成20年度に借り入れをストップし、平成21年度から着実に復元している。平成21〜29年度累計で3295億円復元され、平成36年度までに1907億円を復元予定で、借り入れ解消となる」ということです。今後の財政状況については「平成30・31年度の収支不足額は500億円を超えるなど、今後も収支不足が見込まれる」との説明であります。

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