平成29年3月、民進党の党大会が開催され、その中で野田幹事長による2017年度活動方針案が採択されました。その活動方針案の中の「選挙を勝ち抜く態勢」という命題のところでは、安倍政権の強大化を阻止するとして、そのために『野党連携の強化を加速する』『野党連携を実現する他党との調整・協議を実行する』『候補者擁立と野党連携については、当選者数の最大化という視点から総合的に判断する』としています。政治理念をかなぐり捨てて、革命政党といわれる共産党と連携してまで、自分たちの議席を増やそうという選挙戦略のようであります。大義名分として安倍政権妥当を掲げていますが、自分たちの政治生命ファースト以外の何ものでもありません。見抜かれていますよ。政治家として、政党として、国民の支持を得るための努力をしないで共産党票に頼ろうとする。情けない限りであります。産経新聞によれば、民進党の「党都連所属の衆議院議員は『もう民進党から(選挙)に出ようとする人なんて誰もいない』と吐き捨てた」と。これは東京都で起きている現象ですが、国会において共産党にコントロールされた民進党議員を多数排出することになれば、やがて民進党は内部からの自壊現象に突入することになると思います。