小池知事誕生の立役者とでも言うべき豊島区の区議7人は、自民党から除名されました。自民党に残留を希望していたようですが、受け入れられなかったようです。東京都連は除名しました。我々も橋下氏率いる地域政党、大阪維新の会に参画した時に、地域政党大阪維新の会を離脱しなければ除名処分にするとの通知が自民党大阪府連からありました。これを受けて全員が自民党を離党し、橋下氏を中心とした地域政党大阪維新の会に結集するとともに、後には国政政党日本維新の会を結成するに至りました。橋下氏とともに、まずは政治家自身、身を切る改革を断行し、行政の徹底した改革(既得権益の打破、無駄の徹底した排除、透明性・公平性の確保、民間でできることは民間に移管、民営化、組合の適正化、職員改革、民間人の登用など)を行ってきました。まだ道半ばではありますが多くの改革実績を築いてきました。前にも述べましたが、財政破綻寸前の大阪を立て直しただけでなく、私立高等学校の授業料の無償化を実現し、高校卒業までの医療費の無償化、小中学校に空調設備の設置、中学校給食の実施、今年から始まった5歳児の教育無償化、塾代助成など、市民サービスの拡充がなされてきたのも橋下氏の改革の賜物であります。今は橋下氏の志を継いで吉村市長が頑張っています。大阪でこれまで行ってきた改革は、東京都でも今求められています。東京大改革を成し遂げるには7人の侍を見捨てることなく、若狭さんや小池知事がその先頭に立って、新しい政治勢力を築かなければ、東京大改革は言葉だけに終わってしまいます。「都民ファースト」の政治を自ら率先して実践していかなけれならないと思います。そうでなければ、何も伝わってきません。何も伝わらなければ、何も変わりません。