12月4日の産経新聞に小さく、小さく載っていた記事。毎日放送の職員4人がセクハラで処分を受けたという報道です。「編成部職員の1人は昨年7月、タクシー内で手を握り足に触れ、営業センター職員の1人はカラオケボックスで抱きついてキスをした。他の2人は無料通信アプリLINEでしつこく食事などに誘ったという」ことです。パワハラについては言及がありません。処分は当然でありますが、残念に思うのは、マスコミ同士ということでほとんど報道されていないことであります。他の同様の事件と比較しても、不当に小さく扱われていると思います。マスコミは、自身の問題であっても、勇気を持って真実を報道することが求められています。この点は心から期待したいと思います。マスコミは国民や市民からは、信頼される社会の公器としての役割が求められています。社会の公権力である(第四の権力とも言われています)マスコミに従事するということは、身を切る改革ではないですが、自らの身を正してこそ、その報道に信頼を得ることができるのではないでしょうか。そのような姿勢が大切ではないでしょうか。かって橋下氏が政治家として自ら実践し、我々に身を切る改革を原点として求めてきたのも、政治に対する信頼を勝ち取る為であったと思っています。従ってこの事件の重大性は、マスコミ(公権力者)であるが故に、さらに重く問われなければならないものと思います。