「僕は、自民党の皆さんと大阪を成長させるというところは、思いは一緒だと思うんですけれども、そうであれば、東京があれだけ都市インフラの整備にどんどん走っている中で、大阪もやっぱりやるべきことはやらなきゃいけないと思うんです。そのためには、やはり地下鉄の民営化の株というものを使いながら、今まで市民の皆さんが地下鉄に投入していた資本を回収して、新たな都市インフラの整備に努めていく。これが大阪の成長戦略の一番重要なところかと思っています。」「パッケージ案では、株式の分割の仕方について、特別区に均等に配分することとして提示をしています。・・この大阪市営地下鉄、交通局が民営化されたときの株は、基本的にはこれは特別区が保有するということです。また、民営化の議論の中で、・・業務の効率性だけを今まで効果としてパッケージ案では示してきましたが、やはり保有する株のストックの価値というのもの、これは一番の民営化のメリットでありまして、かつて大阪市役所内で検討されていたときには、数千億円の株式価値になるという議論もあったかと聞いております。それを各特別区に均等に配分されるということになると、地下鉄の民営化によって、各特別区が数百億円から1千億円単位の間で、さらにそれ以上になるかもわかりませんが、それだけの株式を保有するという非常にメリットのある話になると思っています。」(平成25年9月第三回定例会)