今回、共産党政策委員長が防衛予算について「人を殺す予算」だと決めつけた発言が注目を集めています。これは「自衛隊は違憲だ」という共産党の基本方針から見れば、妥当な発言であります。だから当初発言を撤回しなかったのです。共産党は野党共闘を進める上で、便宜的に自衛隊の存在を認めるという方針を掲げて、「憲法を完全に守る」との主張を展開しているだけであります。従って「憲法9条を守る」という主張は、実際は共産党の本音ではないということです。本音は「自衛隊は違憲」、「自衛隊の廃止」です。本音がここにあるので、日本共産党政策委員長の「人殺し予算」発言につながったのであります。政党にとって一番大切なのは憲法観です。共産党はそこをごまかして、国民に何かを隠しています。隠そうとしてきたが、つい本音が出たというのが共産党政策委員長の発言であります。共産党の主張する「憲法9条を守る」と「自衛隊は違憲」というのは明らかに矛盾しています。本音を隠すあまり、共産党は何を言っているのかわけがわかりません。もはや政党の呈をなしていません。さらに言えば、今の日本国憲法が成立するとき、日本共産党は憲法9条に反対をしたということです。一体どうなってんの共産党さん!さらにさらに言えば、日本共産党は日本人民共和国憲法草案を持っています。持っているのに、歴史的文書とか言って、また隠す、ごまかす、国民を欺く。共産党は憲法について語る資格なしです。共産党の解散を勧めます。