【産経新聞記者深津】東京都知事選についてお伺いします。先週金曜日の記者会見では、国民民主党の榛葉幹事長が蓮舫氏への支援について、共産党さんとガッツリやっており、ご一緒にといったって、ご一緒できないというふうに述べ、支援が困難であるというような考えを示されました。改めて党としての蓮舫氏への対応と蓮舫氏への評価についてお伺いします。
【玉木代表】榛葉が申し上げた通りですけれども、・・・やはり我々としては共産主義共産党というのは受け入れられないので、そこと一緒に、あるいは一体となって活動する候補者の応援は困難であるということは申し上げなければならないという風に思っております。今まだ蓮舫さん立憲民主党の党籍はまだあるんですかね?あるけど榛葉も申し上げたように、そのチラシは共産党さんが作っていると、ご本人はまだ政策発表していないけれども、共産党のチラシには数々の具体的な政策が並んでいるということですので、むしろ我々から見ると、共産党主導の候補予定者に見えてしまうと、それは実は都民にもそう見えているとということだと思いますので、このような状況下で蓮舫氏を応援することは我が党としてはないです。
【フリーの堀田】6月2日の日曜日の午後三時からのイトシア前の街宣ですけど、これ完全に事前運動ですよね?
【玉木代表】私もネットなどで上がっているビデオを見ましたけれども、いわゆる三要件は満たしていると思いますね。さっきなんで蓮舫さんは立憲民主党を抜けていないのかって、逆に聞いたのはですね、政党活動としては何とかですね、いけるのかなという気がしましたけれど、たださすがに日付7月7日までいってですね、それで具体的に勝たせてくださいということを言ってるのはですね、特定の選挙に対して特定の候補者に具体的な投票を呼びかけるという、この三つの要件が揃うとアウト。実際所沢市長選挙においても確か送検されてますよね。だから検察としても判断難しいと思うんですが、ただあれほど明確に言って、テレビ朝日ですかね。報道もされているんですよ、証拠もしっかり残っているし、実は多くの人に結果として報道されることによって、その三要素を満たすかたちで伝わってることも大きいと思うんですね。内輪の会でですね、我々もありますが、例えば公認決定した際にですね党員だけ集めて、あるいはその総支部の幹部だけ集めて次の選挙勝ち抜こうっていうのは確かに言っています。ただ広く一般の有権者に対して無差別そして無制限にですね三要素を満たす形で訴えることはこれはどう考えても法律に抵触すると思いますね。