共産党は本来の姿を隠して、まずは民進党を中心とする政権を樹立して、その政権の中に入り込むことを優先する戦略を展開しています。この戦略は今回北海道では失敗、京都では成功して、達成率は50%。しかし、北海道では敗北したとはいうものの、極めて善戦したということで、民進党は今後ますます共産党にのめり込み、共産党はこの戦略をさらに推し進めて行こうとするでしょう。共産党の目的は、まずは共産党を含む政権を樹立し、政権の中に入り込んだあとに共産党らしさを発揮する。そして、最終的に一党独裁を目指す、ということでしょう。選挙結果ばかりにとらわれて、どことでも談合しようとする政治家は、最後には国家・国民を破滅に導いていることに気づくべきです。その責任の一端は大阪で自民党と共産党が市長・知事選挙で共闘したことにあります。