8月4日の産経新聞記事の『新型コロナ、武漢研究所から流出、米共和党報告書』によれば、
米下院外交委員会のマッコール筆頭理事(共和党)と同党スタッフは2日、新型コロナウイルスの起源に関し、
「新型コロナを研究していた中国湖北省武漢市の研究所から流出したこことを示す多くの証拠がある」
とする報告書を発表た。感染源について、研究所に近い海鮮市場で動物を介して人間に感染したという説については、「完全に否定すべき時期に来た」としている。また今後の対応として、ウイルス発生の隠蔽を図った中国の意向に沿う形で「市場起源説」を唱えた米科学者を議会に召喚する予定だという。
感染源については米議会のみならず、米国政府も近く調査結果(バイデン大統領は90日以内の報告を5月に指示)を発表することになりますが、その時には日本政府・国会もメディアも毅然とした対応を取らなければなりません。それにしても「ウイルス発生源」に対する政府や国会の無関心はひどいものです。