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掲載日 2009年12月04日

11月26日自民党(荒木議員)一般質問と市長答弁の要旨

その概略につてお知らせします

1)生活保護制度について

平松市長答弁要旨
制度の運用においては、最低生活の保障と自立 の助長という制度の趣旨に基づき、真に生活に困窮する方へ適切な保護を実施することを前提とし、特段の理由がなく就労の努力を怠るなど、自らの義務をはた
さない場合などに対しては、議員ご指摘の対応も含め、これまで以上に強い姿勢で臨んでまいります。最後のセーフテイネットであるこの制度を悪用する行為に
対しては、「不正は絶対に許さない」との明確な方針に基づき、「適正化推進チーム」での取り組みなどを着実に推進してまいります。

 

2)臨海部のまちづくり(WTC)について

平松市長答弁要旨
大阪府のWTCの取得に伴い、市部局の移転に関しましては、咲洲をはじめとす る臨海部の活性化、府市連携の推進、市関連資産の有効活用といった観点から、現在WTCに入居している、港湾局、建設局、水道局、環境局の環境保全部を
ATCへ移転するとともに、新たに経済局をATCへ配置していく所存でございます。またゆとりとみどり振興局を中央卸売市場へ移転するとともに、分散配置
となっております、都市整備局は本庁舎へ、契約管財局はオークに集約いたしますが、そのほか、府市連携に係わる要素につきましては、引き続き府とも協議を
進めてまいります。今後、関係部局や移転先との調整とともに、所要経費についての精査を行い、移転先の改修に係わる設計や工事などを整えたうえで、平成
23年秋ごろを目途に移転を進めてまいりますが、経済局につきましては、来年度内に移転できるよう努めてまいります。

 

3)臨海部のまちづくり(夢洲・咲洲地区)について

平松市長答弁要旨
大阪は、古くからアジア諸国との結びつきが強く、成長著しい南・東アジア地域との交流・交易拠点として、地政学的な優位性も有しており、この強みを生かし、アジアや世界から大阪・関西に、人、もの、情報が集積するまちにしたいと考えております。
その戦略拠点の一つが知的創造拠点の育成を目指す大阪駅北地区でございま して、臨海部は、大阪駅北地区と両輪となる「知の実践エリア」として、生産拠点の形成をめざしていきたいと考えております。・・・・・環境や新エネルギー
関連産業を誘致することによって、次世代産業の集積をはかり、「グリーン・テクノロジー・アイランド、環境技術島」として発展させてまいりたいと考えてお
ります。
臨海部のまちづくりにつきましては、私が先頭に立ち、府・経済界、さらには議会とも議論させていただきながら、「中間とりまとめ」の内容を着実に実行
し、不退転の決意で、地区の活性化に向けて取り組んでまいる所存でございます。

 

4)森ノ宮のまちづくりについて

平松市長答弁要旨
仮に、ごみ焼却工場を建て替える場合には、ごみを焼却することにより生じる熱 エネルギーを活用することや、高水準の公害防止技術を導入するなど、地球環境の保全にも貢献していくべきと考えております。森ノ宮ごみ焼却工場は、都心に
立地し、周辺には高度な都市機能が集積しているという特性を踏まえ、ごみ焼却で生じる熱を有効利用することで、エネルギーを再生する先導的プロジェクトと
して位置づけ、取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 

5)リニア中央新幹線について

平松市長答弁要旨
その整備は国家的規模のプロジェクトであり、東京・大阪間の全線整備の実現 は、大阪、ひいては関西の活性化に大きく寄与するものと考えております。全線整備がぜひとも必要であり、そのことがリニア中央新幹線の機能を最大限に発揮
することにつながるとの思いを、強く持ったところでございます。

 

6)国旗・国歌について

平松市長答弁要旨
我が国と郷土を愛する心を育てるためには、自国の国旗・国歌について正しく理 解させ、尊重する心をはぐくむとともに、他国の国旗・国歌についても敬意を払う心を育てることが大切であります。そのため学校教育においては、学習指導要
領に基づき、児童・生徒に対して国旗・国歌にたいする正しい認識を持たせ、それらを尊重する態度を育てるよう指導する必要があります。・・今後、卒業式・
入学式におきまして、児童・生徒が、ピアノや吹奏楽の伴奏で国歌をしっかりと斉唱できるように進めてまいりますとともに、各学校の卒業式・入学式の実施方
法が儀式的行事のねらいに沿ったものになっているか、改めて検討させてまいります。

 

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