平成22年3月29日に開催された此花議員団会議の議事概要
日時:平成22年3月29日(月) 14:00~16:00
場所:此花区役所 3F 議堂A
議員団会議の取り扱いなどについて
議員団: | 懸案事項については、正蓮寺川・六軒家川総合整備推進協議会(以降、正六協という)への説明は少なくとも必要である。 この議員団会議は正六協に向けた事前の調整であり、議員団会議の資料は非公式として取り扱うものとし、正六協へ説明した段階で、公式のものとする。 |
・懸案事項
・高速道路の換気所の脱硝装置
(脱硝装置の設置)
阪高(株): | NO2が環境基準値を超えないのであれば、阪高としては脱硝装置の設置は困難。 ただし、換気所の建築物としては、導入可能な構造としている。 |
議員団: | これまでの阪高(株)の地元に対する対応や、平成3年7月5日の阪高の文書などからも、 環境基準の状況を踏まえて脱硝装置の設置の必要性を改めて判断という内容ではない。四季観測結果と脱硝装置の設置については、 無関係である。地元全体として、脱硝装置の設置はすでに前提という認識である。議員団として脱硝装置設置に関する要望書を出すことを考えている。 |
阪高(株): | 平成3年の文書が脱硝装置を設置する約束と解釈されているのかもしれないが、大気のBGなどの状況は変化している。 ただ、過去の経過を全く無視は出来ないことも理解している。 |
(排気口濃度)
阪高(株): | 排気口の濃度は、左岸線1期については、左岸線1期の都計変更時の計画交通量、 NOXPM法に対応していない車両という前提で、0.16~0.45ppm(NOx:1時間平均値)と推計しており、 首都高新宿線の1月要町のデータで、0.091ppm~0.454ppm(NO2:1日平均値)である。 |
議員団: | 左岸線1期については、明らかに環境基準値を超過する濃度のものが、排出されることになるので、 地元としては、脱硝装置を設置しないということは、受け入れられない。 |
(脱硝装置の設置の費用)
議員団: | 設備関係の工事予算及び首都高の脱硝装置の設置の費用はどの程度か? |
阪高(株): | 設備関係については積算をしていない。また、首都高の実績は現時点では把握していない。 |
(ダウンウォッシュの検討)
議員団: | ダウンウォッシュにかかる対策は難しいのではないか。 |
阪高(株): | 春の大気調査の結果を踏まえて、シュミレーションを行う予定である。具体的な対策として、 煙突の吹出口の形状を変化させて、ダウンウォッシュの発生を抑えたいと考えている。 |
(換気所の工事の広告)
阪高(株): | 春の大気調査の結果を踏まえて、シュミレーションを行う予定である。具体的な対策として、 煙突の吹出口の形状を変化させて、ダウンウォッシュの発生を抑えたいと考えている。換気所の工事広告を行いたいと考えている。 |
議員団: | 議員団としては、助かる |
(騒音対策)
議員団: | 騒音対策は議員団としては、一定評価したい。 |
(安全対策)
阪高(株): | スクランブル交差点についても、視野に入れながら、道路管理者や警察などと調整する。 |
(坑口などからの排ガスの漏れ出し対策)
阪高(株): | 換気所のファンやトンネル内のジェットファンにより、空気を坑口と反対側に誘導することとしており、 全国的にも採用されているので、効果的な対策であると認識している。 |
議員団: | 内容としては重要なことであるため、資料として示すこと。 |
阪高(株): | 了解。 |
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議員団: | パラペットの撤去は、正蓮寺川の環境改善の一環であって、単に公園事業単独のものではない。 阪高㈱も原因者として、パラペット撤去に対しても協力してもらいたい。 |
阪高(株): | 高速道路事業に起因する範囲内については、対応する。 |
議員団: | 橋梁部分のみを対応すればよいということではない。 |
議員団: | 一体的に検討を行っている正蓮寺川ランプ 、脱硝装置の設置及びパラペット撤去については、切り離せない内容であるため、引き続き3点セットで対応願いたい。 |
議員団: | 上面整備や横断橋梁について、正六協から問われると思われる。早い段階で案を示してもらいたい。 |