大阪市は赤バスを平成23年度から廃止する予定で事務作業を進めてきましたが、市民の理解が得られないとの理由で、1年間最終判断を延長するとの方針に転
換しました。市民アンケートでは一般論としては、廃止賛成が多数を占めましたが、実際に利用している皆様のアンケートでは、廃止反対が圧倒的に多いという
結果でした。また廃止反対の陳情が議会に多数寄せられており、議会は早急な廃止論に慎重であります。さらに、高齢者の外出意欲を高めるという導入目的から
しても、このままでの一方的な廃止は困難と判断したもようです。
当面は1年間延長し、地元の「地域協議会」と話し合いを進めるとのことです。ルートの見直し等の改善点や利用促進策について協議することになります。た
だ、それでも膨大な赤字が解消されない場合には、赤バス廃止につて再度、市民の理解を求めるとの考えです。
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