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70歳以上の自己負担割合の引き上げにあわせて、今年10月からは高額療養費の「自己負担限度額」も一部改定されます。70歳以上の一般的な所得がある高齢者については、1ヶ月の自己負担限度額が従来の40,200円から44,400円(平成20年4月からは70歳以上75歳未満は62,100円)に引き上げられます。
また、現役並みの所得がある人については、「72,300円+定率分」から「80,100円+定率分」に引き上げられ、外来分の限度額も40,200円から44,400円に改定されます。
ただし、税制改正による公的年金等控除の見直しや老年者控除の廃止に伴い、新たに「現金並み所得者」に移行する70歳以上の高齢者については、平成20年7月まで自己負担額を「一般」区分に据え置くことになっています。 |