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掲載日 2005年02月21日

 

西大阪延伸線では、周辺環境に優しい鉄道を目指して、西九条~九条駅の地上区間において次のような環境保全対策を行います。

1.列車の走行に伴う騒音・振動の低減
(1)セミシェルター型防音壁

西大阪延伸線の地上区間の沿線には線路に近接して住宅が立地している箇所があります。 このように近接した住宅での騒音を低減するために、 住宅の立地状況等に応じて地上区間の一部にセミシェルター型防音壁を設置します。

1.列車の走行に伴う騒音・振動の低減
(2)ロングレール化






○列車走行に伴い発生する騒音・振動の原因となるレールの継ぎ目を溶接して1本の長いレールとし、継ぎ目から発生する騒音・振動の低減を図ります。
○西大阪延伸線の地上区間においては全区間ロングレール化を行います。 





セミシェルター型防音壁
(3)防振効果のある軌道

 

○ コンクリート道床とまくら木の間にゴム製等の弾性材を設置し、列車の走行に伴う振動の低減を図ります。 

○ 西大阪延伸線の地上区間においては基本的に防振効果のある軌道とします。 なお、一部の区間ではバラスト(砕石)を敷き詰めた道床とし、振動を低減させるゴム製等のマットをバラストの下に敷設することで防振効果を持たせます。




セミシェルター型防音壁

 

2.景観への配慮
鉄道施設の形状やデザインを工夫し、周辺の都市景観と調和するよう努めます。
<具体的な対策>
鉄道高架橋では、柱の間隔を広げるなど、すっきりとした形にします。
セミシェルター型防音壁の上部を丸みを帯びた柔らかい形にします。
安治川橋梁はスリムでシャープなイメージを持つアーチ橋にします。
西大阪延伸線の地上区間の沿線 安治川橋梁では、景観への配慮と
ともに次のような列車騒音対策を行います。

橋梁の下側は全体をコンクリート敷とし、騒音が軌道の下側へ漏れるのを防ぎます。
側面は、列車の窓の下端付近の高さ(レール面から2m)まで防音壁を設置します。
神戸・大阪・奈良を一本につなぎます
ますます便利になる、あらたな交通ネットワーク
阪神電車と近鉄電車が阪神三宮駅~近鉄奈良駅間を最長とする相互直通運転を行います。
新設する九条駅・岩崎橋駅・汐見橋駅及び西九条駅・近鉄難波駅には全列車が停車します。
西九条駅・九条駅から阪神三宮駅・近鉄難波駅・近鉄奈良駅へは一本の電車で乗り換えなしに行くことができるようになります。
*急行系列車の最短所要時間です。詳細は開業前に決定します。
阪神三宮駅まで 近鉄難波駅まで 近鉄奈良駅まで
西九条駅から 30分程度 約7分 40分程度
九条駅から 約5分
2009年(平成21年)の開業を予定しています。
列車の走行に伴う騒音・振動の低減 列車の走行に伴う騒音・振動の低減
列車の走行に伴う騒音・振動の低減 列車の走行に伴う騒音・振動の低減

 

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