此花区民ホールは、昨年10月に区民ホールの一部において、アスベストを含有する吹き付けロックウールを使用していることが判明し、以来、ホールの使用を停止してきましたが、ようやく本年6月から10月末にかけて、アスベスト除去工事を実施することになりました。
いうまでもなく、区民ホールは此花区民のコミュニティ活動の拠点施設として重要な役割を果たしてきており、その長期にわたる使用停止により、区民および区内各種団体による自主的活動をはじめ区行政にとりましても、少なからず影響が出てきております。
区民ホールのできる限り早い供用再開を望むものですが、再開にあたっては、より使いやすく、快適になったという区民の方々の受け止め方が大変重要であると考えます。
一方、此花区民ホールは昭和52年に建設され、施設設備の老朽化が目立ちはじめております。とりわけホール内の音響設備は、当初の拡声装置をそのまま、部分的な修理をしながら、今日まで使用してきましたが、近年時々雑音が発生したり、音声が途切れたりすることが頻繁にあり、利用者にご迷惑をおかけしております。業者に修理を依頼するも現在では旧来の部品であることから、交換部品がすでにない場合もあると聞いております。また、冷暖房設備も建設当時の設備であり、毎年使用期間中に故障が発生しており、利用者とのトラブルの原因ともなっております。利用者サービスの根幹部分でもあり、早期の改修が必要です。
14年間にわたり、区民、利用者の方々にご不便、ご迷惑をおかけしてきた見地からも、是非とも音響設備並びに冷暖房設備の改修の実現を区内選出市会議員団として強く要望するものです。何卒、格別のご配慮をいただきますようお願い申しあげます。
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