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掲載日 2012年03月29日

福島原発 4号地震で傾斜! 1.2.3号機メルトスルー!5/13(字幕)ガンダーセン

核爆発だった!福島第一原発3号機

 
フェアウィンズ・アソシエイツのガンダーセンです。
 今日は5月13日金曜日です。今日福島原発内部で起こっていること。しかし早急にまとめるのはアメリカ、ロデオの馬が1週間にカウボーイたちを騎乗から次々降り落とし続けるようなのもでしょう。(=状況が毎度変化している)

 米原子力委員会の会合が木曜にありました。その委員によりますと、福島原発の状況はまだ、安定的でないことのようです。この報告に”不安定”とあったと思います。今日5月13日東電は、
1号原子炉圧力容器中心部は水で満たされてなく、燃料にダメージ(メルトダウン)があったと発表しました。みなさんはもう驚かないと思いますが、これは東
電からの新しい発表です。東電は新しいゲージを付けるため格納容器に少しの時間だけ作業員を入れて、これを発見したのです。圧力容器に水がなく、格納容器
にも水が少ししかありませんでした。2ヶ月間の何千トンもの水が、どこに行ったのか疑問が生じます。つまり、この汚染水漏れが地下水に流れ込んでいること
を示しています。後ほど解説します。1号機は乾いており、圧力容器から核燃料が溶け出して、今は格納容器の底に溜まっている可能性があります。これによ
り、とんでもない高濃度の放射能が人々に向かってこようとするでしょう。被ばく量は70Rparhで、基本的に4~5時間で死に至るでしょう。長時間かけ
ての死ではなく。即死です。とてもとても高濃度の放射能が1号機にあります。ですから、もう一度たちもどり、1号機の改造計画変更を東電はすべきだと思い
ます。放射能レベルが高すぎます。

 2号機ですが、漏れの状態に何の変化もありません。汚染水は最重要課題で、底の穴から出て、格納容器は漏れています。別の大きな原因になる汚染水があ
り、単純にすべての水を受け入れる十分なスペースがなく、明らかに浄化の必要があります。この浄化能力についてですが、これは過去にまったく経験のないこ
となのです。福島原発の平均日量百トン近い汚染水ですが、水の除染化は通常1トンに2日かかります。明らかに汚染水浄化計画の劇的な変化が必要です。ま
た、地下水への汚染水漏れも続いていますよ。海洋への汚染水漏れも続いてしまいます。
 3号機は興味深い状態です。インターネット上で3号機からの蒸気の煙について、チャットされていました。私は、これが憂慮すべき事とは思っておりませ
ん。これは、夜は空気が冷めるために起こり、太平洋は大変寒いからです。みなさんが見たものは、熱い蒸気が3号棟からでて、冷めた水に当たり、本当に厚い
蒸気雲を作り出したものと思います。これは放射性物質にまちがいありませんが、少なくとも燃焼を示すものではないのです。これは、3号機関係で一つだけよ
いニュースです。私が以前述べましたように、原子炉圧力容器の上部の温度はとても高温だが、圧力はとても低い。つまりこのような状態では水は存在しない。
高いガス温度と低い圧力の3号機圧力容器内部には水がなく、蒸気がない。原子炉を冷やすには、まだ本当に厳しい問題があります。3号機には水素爆発の可能
性はまだあります。大きな不均衡があるからです。3号機の別のことですが、今週その核燃料貯蔵プールの映像が撮影されました。たくさんのがれきの山が散乱
していました。貯蔵プールの映像はむごいものでした。映像は金属の大きな魂と、大きなコンクリート破片のプールへの落下を示していました。

 核燃料棒と燃料ラックの制御棒はゆがんでいました。破壊とプール内での爆発をはっきり示しています。この映像により私が指摘してきた一種の破壊現象、抜
きんでた科学反応が、起こったことを確認できたと思います。他の断片的情報から、彼らは高濃度のヨウ素131をプール内から発見しました。現在事故から
60日経過し、ヨウ素131は消滅すべきですが、高濃度のヨウ素131が3号機プール内で発見されたことにより、私が述べた”即発緩和臨界”があったこと
を示しています。そして、この更なる証拠が、私が現在まで数週間指摘し続けた事象を裏付けていると信じます。

 4号機の話ですが、4号機は傾いています。東電は4号機が傾いていると認めています。この破壊は明らかに3号機の爆発火災により損傷した。しかし、これ
は最大のよくない状態です。もし、最初の地震と同規模の余震があれば、4号機は崩れるでしょう。東電は劇的にその建物を支えようとしていますが、それは本
当に大変なことです。4号機プール内のいくつかの写真が公開されました。核燃料棒は整然と保持されているように見えます。プルトニウムは外部で発見され
た。私はここで説明します。我々が外部で発見したプルトニウムは4号機から来たのではなく、(MOX燃料が)そのまま破壊されたものです。

 今週私はいくつかの試算をしました。NRCの報告によると、核燃料の破片は2キロ離れたところで発見されたため、これらの破片は飛散し、約
900~1000マイルparhの速度で、核燃料プールからその距離まで飛んで行った。私は基本的に、いくつかの破片、だいたいこの指先大のものが、3号
機プールより核燃料棒破片を2キロ先まで飛ばしていったと想定しています。この空間距離まで飛ばすには、1000マイルparh超の速度での発射でなけれ
ばなりません。この意味するのは、私が言い続けている”音速より早い”ということです。これはdetonation(爆鳴)が3号機で起こった。
Deflagration(爆熱)ではなかった。

さあ、ここ数週間の米原子力規制委員会は、格納容器漏れなどあり得ないと述べていました。原子炉保安諮問委員会は、昨年10月に、具体的に格納容器漏れの
確立は想定ゼロと述べた。明らかにこれは間違いであります。このことは、多くの運転中原子炉基準に影響し、ライセンス取得しようとしている、ウェスティン
グ制AP1000新原子炉にも影響します。。

 最後に、福島原発周辺付近の外部になにをもたらすのかをお話しします。まず、水についてです。大量の水が注入され、すべてが回収されていないといいまし
た。専門家が1フィートの沈下を指摘しました。つまりコンクリートが壊れているはずです。コンクリート基礎部分は破壊され、放射能は地下水を侵していま
す。私は、放射能がこの地方都市の下水施設に流れ込んでいることを、前回のビデオでお話ししました。私たちは東電と政府から最重要な地下水の放射能汚染濃
度情報がほしいのです。
一番最後は空気中の放射能です。今週上空からの米国と日本の共同調査があり、汚染域は原発から15~60キロの距離までありました。現在、学童と高校生は
学校にいる間、肌を守るためマスクと長袖シャツの着用を求められています。なぜなら、子どもたちが外に出ると、とても汚染されるからです。子供たちは大人
の原子力関連労働者の放射線濃度レベルに晒されると思います。その学校を開き続けるのは非人道的です。本日の最後に、すべての原子炉は新しい放射性物質を
出している途中です。封じ込めは感じられない。ですから、汚染水が下に落ち、蒸気で上昇している。そして、将来起こる内部の現象を防ぐ計画がありません。
どうもありがとうございました。また来週ご報告します。

 

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