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掲載日 2012年03月28日

福島第一原発 報道ステーションSP
「メルトダウン5日間の真実」より概要を紹介します。(詳しくはYouTubeで)

福島第一発原発は津波の前に地震で破壊されていた。

東電福島原子力発電所のホワイトボード
17;50 IC組撤収 放射線モニターの指示上昇のため、外側のエアロックに入ったところでOS(オーバースケール、計器の針が振り切れること)
  15;37 全電源喪失
  17;50 ホワイトボードの時刻(メルトダウンが始まったと思われる前)
  19;00 炉心損傷(東電発表)
   

元東芝原発設計者 後藤政志氏
 「津波では物が壊れる可能性は少ないので、もしどこかがもたれたとすると、地震でどこかが切れて、それによって漏えいした可能性が否定できないじゃないか」

 
 23年10月科学誌
NATUREにある論文が発表される。それは、原子炉が地震によって破損した可能性を示すものになるだろう。その根拠として第一原発からキセノンが漏れ出
した時間。キセノンとは核分裂が起きるときに発生するガス。原子炉に損傷があった場合にいちはやく大気中に漏れ出す。
 Xenon-133が漏れ出した時間でわかる。スウェーデン防衛研究所で通常の1000倍のキセノンを確認。ほかにも世界80カ所で確認されている。

 
ノルウェーの気象学者 アンドレアス・ストール博士
 (日本時間3月11日18時00分にキセノンを確認)
 「おそらく建物が地震で破壊されていたのでしょう。でなければ、こんなに早く漏れるわけがありません。」

 
元東芝原発設計者 後藤政志氏
 「周りの状態を全部みていくと、本当にそれ(津波)だけかどうかは、きわめて怪しい。背景に地震によって損傷したり、機能を失ったものがないかと、そういう心配をしているわけです。」

 
 マーク1型原子炉(1号機)1960年代にアメリカのGE社が設計。1号機の設計に従事した、

元GEエンジニアのデール・ブライデンボー氏
 「マグニチュード9.0の地震は設計上、原発が耐えられる規模をこえています。パイプのどれかが破損していた可能性があります。」「求められる耐震性は
それぞれの地域で違うのです。アメリカでは日本ほど地震の経験度合いが多くありません。(1号機は)マグニチュードが7か7.5の地震を想定していると思
いますよ。」

 
ゼネラルエレクトリック・テクニカルサービスカンパニー

福島原子力発電建設事務所 企画工程管理 菊池洋一氏
 「配管がやられていると思う。配管のこういうところはひびも入りやすいところなんだ。」
 「配管の下、溶接するときね、見えないんだよ。溶接する場所が。だから、歯医者さんの鏡のでっかいやつを、くつべらの先につけたようなので溶接してん
の。パイプの下に手を入れて、その鏡を見ながら溶接するの。ろくな溶接できんがね。行ってたんだもん、溶接した連中。「検査は通ると思うけどよ」と言って
「おれ自信ねえな」って言っていたんだからさ」

 
元東芝原発設計者 後藤政志氏
 「(地震で壊れた)可能性があると、途端に今ある他の原発プラント全部に波及する。耐震上の問題になってくる。もう一度再設計するわけですからね。それが大変な作業である。あるいは補強もいるかもしれない。」

 
東京電力 小森明生常務
 「地震そのもの、地震観測の波を発電所では採取していますので、それが、設備的にそういう影響を与えるのか、これは解析によるわけですが、そんなに大き
く、安全上の重要なものが破損するレベルで、大きく損壊してしまうようなことはなかったと思います。」「今後の調査で現場の所見や、そういったことが、ま
た入ってくればちゃんとした評価をしていくということになります。」

 
政府事故調査・検証委員会 委員 吉岡斉氏
 「地震の影響というのは、徹底的に調べるべきです。老朽化した配管とか、マーク1型(原子炉)の設計というところに、根本的な問題があるということに、
もし地震が影響しているとすれば、そう考えないといけない。だから、事態ははるかに深刻になるわけです。しかし、それが何年後かになると思うが(原子炉の
中を)見てみなければわからないということです。」

 
政府事故調査・検証委員会(中間報告)
 1号機の非常冷却装置の配管;地震で破損はなかった。
その他の破損について;詳細を直接確認することは困難であり、東電の解析結果はあくまで、推定内容であることに留意する必要がある。
 

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