民生保健委員会
昨年3月に発生した東日本大震災におきましては、地震による大規模な津波により膨大な災害廃棄物が発生しております。被災地の復旧・復興のためには、災
害廃棄物の迅速な撤去・処理が大前提であるため、環境省から『東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン』等が示され、災害
廃棄物の広域処理が円滑に進むよう、全国自治体に協力要請があったところでございます。
められております。それでもなお目標年度である平成26年3月末までに処理を完了させることが困難であるため、広域処理が依頼されており、その希望量は、
岩手県で57万トン、宮城県で344万トン、両県の合計401万トンとなっております。
一方、震災直後の福島第一原子力発電所の災害の影響により、福島県以外の被災地の廃棄物にも、放射性セシウムが含まれているものもあることから、全国的には、まだ広域処理が進んでいない状況であります。
れている処理方法により、周辺住民、作業者のいずれにとっても安全に処理することが十分可能であることを確認し、広域処理の対象としている岩手県及び宮城
県沿岸部の災害廃棄物については、廃棄物処理法の規制を遵守することにより、安全に処理ができるものとしております。
東京二十三区清掃一部事務組合で、宮城県女川町の災害廃棄物の試験焼却が行われました。その結果は、おおむね20%の混合比率で焼却した結果、法令等に適
合した処理ができ、また、ごみ焼却の状況は、通常のごみ焼却時と同程度であったと公表されております。
また、本年2月16日及び17日には、静岡県島田市におきまして、試験処理ができるものとしております。
現時点では、環境省のガイドラインにおいて、海面埋立が想定されていないなど課題があるため、災害廃棄物については受け入れておりません。
年9月に設置され、12月14 日まで計6回の検討会議が行われました。これを受けて、12月27日には、大阪府が「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針」を策定
したところでございます。
この指針につきましては、「受入れの目安値を1キログラム当たり100ベクレルとし、焼却に伴い発生する焼却灰等を埋立の目安値1キログラム当たり
2,000ベクレル以下で適正に処分する」とする一方で、水面における埋立処分の取扱いについては、国から処理基準について具体的な見解が示されていない
ことから、今後、それが示された段階で、専門家の意見を聞き、処理方法について取りまとめることとするとしております。
で、国が責任をもって具体的な基準等を示すよう、環境省に対して要望したところです。あわせて、埋立処分場における跡地利用の制限及び売却に関すること、
一般廃棄物焼却施設における作業者の労働安全衛生対策に関すること、及び処理に係る技術の確立等に関することといった、災害廃棄物の広域処理に係る課題の
整理について申し入れております。
加えて、12月21日には、市長も細野環境大臣に直接会い、安全基準の明確化について要請を行ったところでございます。
も急がれることから、特に、海面埋立処分場における安全性の評価基準について、国において、統一的な安全性の評価に係る考え方を示し、そのうえで、大阪府
域特有の条件を勘案した個別の安全評価を行うことなど、改めて要望を行ってまいりました。
この海面埋立処分場に係る個別評価については、2月20日に、環境省、独立行政法人国立環境研究所及び大阪府が、北港処分地の現地視察を行い、本市からは必要なデータの提供を行うなど、個別評価に関して検討に入ったところでございます。
くしやすい作業者であっても、その被ばく線量は原子力安全委員会の目安であり、公衆被ばくに対する線量限度でもある1mSv/年を下回る、0.78mSv
/年であることが確認されております。
このように8,000Bq/kg以下の焼却灰については、周辺住民、作業者のいずれにとっても安全に埋立処分することができるものとなっておりますが、
先程も申し上げましたとおり、大阪府の指針におきましては、この埋立する焼却灰の目安値を、更に厳しく1キログラム当たり2,000ベクレルとしておると
ころでございます。
等を設定したうえで、作業環境管理を徹底するよう、本市独自の労働安全衛生指針の策定も進めているところでございます。
あわせて、環境省や大阪府等、各関係機関との協議や検討の経過等については、適宜、情報を大阪市のホームページなどを通じて開示してまいります。
何卒よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
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現在、東京都において災害廃棄物の受入・処理を実施しているようであるが、その内容について、次のとおり質問があるので、文書にてご回答願いたい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
1. | 東京都営のゴミ焼却工場で瓦礫の焼却処理をしているのか。 しているのであればどこの工場で処理をしているのか。 していないとすればどこに依頼をしているのか。 |
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(回答) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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2. | セシウムなどの放射性物質の拡散について、東京都の正式な見解を知りたい。 また、その科学的根拠について知りたい。 |
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(回答) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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3. | 東京都の瓦礫焼却処理過程での放射性物質の飛散に対する実証データがほしい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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4. | 中央防波堤とはどういうところか | |||||||||||||||||||||||||||||||
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5. | 放射能の能力を測定しているが、ガンマー線なのか、アルファー線なのか、ベーター線なのか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(回答) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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6. | 放射線を出している物質は何なのか (ヨウ素?、セシウム?、ストロンチウム?、プルトニウム?) |
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(回答) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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7. | 排ガスから放射能はもれないのか | |||||||||||||||||||||||||||||||
(回答) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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