民進党の恫喝と圧力。

産経新聞によると。民進党からの産経新聞に対する抗議について、【「他の新聞社は『疑惑』という書き方はせず、辻元議員側の否定コメントを淡々と報じているのみである」とわざわざ記した上で、本紙に対して「法的措置も含めた対応を検討する」と結んだ。蓮舫代表も30日の記者会見で「辻元さんに対する言動のファクトチェックは極めて容易にできる。にもかかわらず、疑惑と報道した新聞社に対しては抗議文と法的措置も含めて対応を考えている」と述べた。】との記事が載っていました。恐ろしや恐ろしや。これに対し産経新聞の石橋政治部長は【旧民主党政権時代に恫喝ともとれる政治圧力を繰り返したあげく、人心が離れていったことをすっかりお忘れのようだ。自由で民主的な社会を守るためにも屈するわけにはいかない。蓮舫氏の『二重国籍』疑惑も含めて今後も政界の疑惑は徹底的に追求していきたい】と述べています。石橋部長頑張れ、石橋部長頑張れ、と応援したくなります。こんな恫喝体質、隠蔽体質の民進党が政権をとれば、一体どんな社会になるのかと末恐ろしくなります。そういえば思い出すのは、小沢一郎が民主党政権で権力者として君臨していた時、自治体の首長や議員、団体が政府・省庁に陳情するためには全て民主党にお伺いを立なければならないと決められました。民主党幹部・小沢一郎の許可を得なければ、陳情すらできなくなりました。勝手に会ってはならないとなったのです。民主党の一部幹部による政府・省庁の完全な乗っ取りでありました。国会での政府答弁も役人ではなく全部政治家(民主党)がやるとまで言っていたのを覚えている人も多いことでしょう。あの時の悪夢が思い出されます。小沢一郎、民進党、共産党が何故手を結ぶことができるのか、その理由がわかります。同じ体質です。隠蔽、恫喝、独裁。この三人組がもし政権をとればと考えると、いやいや、絶対それを許してはなりません。

自民党と共産党の共闘はもう止めよう。民主党と共産党の共闘も止めよう。

少し前のことになりますが、2016年3月10日の朝日新聞デジタルによれば、「自民、ビラで野党共闘批判」と題しての記事が掲載されていました。記事によれば「自民党は今夏の参院選に向け、野党5党が進める統一候補擁立を批判するビラを作成した。赤字の大きな見出しで『野党統一候補』=『民共合作候補』と主張し、理念も政策も違う民主、共産両党がタッグを組むと強調。参院選を『自公の安定政権』か、『民共合作の革命勢力』かの選択と位置付けている。ビラでは『理念なき民主党』と『革命勢力・共産党』の打算と思惑の産物と痛烈に批判した上で、日米安保条約の破棄と自衛隊廃止という共産の主張を取り上げ、どうやって日本を守るのかと疑問を投げかける。党所属国会議員に配るほか、12日の全国幹事長会議などを通じて地方議員らへの周知徹底を計る予定だ」と記事になっています。これを大阪に当てはめると、自民党本部は次のようなビラを作り、全党員に配布しなければならないということになります。「理念も政策も違う大阪自民と共産両党が都構想反対でタッグを組むのは、『理念なき大阪自民党』と『革命勢力・共産党』の打算と思惑の産物であり、毎年予算案に反対する共産党と一緒にどうやって大阪を守るのかと批判せざるを得ない。特に一昨年の大阪知事・市長選挙は『自共合作の革命勢力』による府政・市政の政権樹立か、『府市協調による安定政権』かの選択選挙となってしまった。幸い、府市協調による安定政権となったが、これ以上の大阪自民党の理念なき野合を禁止する」という内容のビラにきっとなるでしょう。都構想反対というだけで共産党と野合する、この理念なき野合はもうやめませんか。何故、理念なき野合が成立するのか?民進党の場合は党の生き残りのため、議員として当選するためです。民進党宮城県連幹部は「悪魔とでも手を握る気迫がないと、厳しい選挙には勝てない」と述べています。このことから自民一強打破のためというのは後付けの理屈であって、本当の理由ではないことがわかります。

参考に、2016年3月22日、【政府は22日の閣議で、共産党に関し「警察庁としては現在も『暴力革命の方針』に変更ないと認識している」とした答弁書を決定した。同時に、暴力主義的破壊活動をした団体の活動制限などを定めた破防法との関係では「現在も同法に基づく調査団体だ」と指摘した。鈴木貴子衆議院議員の質問趣意書に答えた。】ということです。