大阪維新の会 大内けいじ 大阪市会議団

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掲載日 2012年05月19日
福島原発の現状(平成24年4月)
東京新聞より   1号機 メルトダウン 格納容器底部に燃料堆積し床面を侵食 格納容器破損
水素爆発防止の窒素注入 圧力容器内に注水冷却 損傷部分から漏出
使用済み核燃料プールは熱交換器で冷却 水温18度  
平成24年4月7日記事 4日、原子炉格納容器への窒素供給が停止。
 
平成24年4月14日記事 格納容器に窒素ガスを封入する装置がまたも故障した。1号機では格納容器の温度が5度ほど上昇。故障はこの1ヶ月間で4回目となった。
   
平成24年4月14日記事 建屋内 毎時23~5000ミリシーベルト
汚染水 1万4100トン
   
  2号機 メルトダウン 格納容器底部に燃料堆積し床面を侵食の可能性 格納容器損傷
窒素注入 圧力容器内に注水冷却 損傷部分から漏出
使用済み核燃料プールは熱交換器で冷却 水温約18度  
平成24年3月17日記事 建屋地下には大量の高濃度汚染水がたまっている。2号機では水の表面の放射線量が最大で毎時160シーベルトを記録。原発作業員の被ばく限度(5年間で100ミリシーベルト)に40分で達する値だ。
 
平成24年3月24日記事 2号機の原子炉建屋では、国産の新型ロボットを使い、原子炉につながる配管がある部屋を調査。放射線量はおおむね毎時2ミリシーベルト前後だったが、配管など局所的には1400ミリシーベルトと極めて高い数値も計測された。
2号機では原子炉に設置された温度計が相次いで故障。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「線量が低く、作業員が入ることはできる。配管を切断し、温度計を入れることが可能か、慎重に検討する」と語った。
 
平成24年3月28日記事 東京電力は27日、福島第一原発2号機の格納容器で、最大で毎時7万2900ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。この値の場所に6分ほどいるだけで人間は100%死亡する。炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。政府や東電は30年~40年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。
 格納容器に開けた穴から線量計を入れて計測した。底部からは4~7mの高さで、内壁から50cm離れた位置の上下計8か所で測ったところ、3万1100~7万2900ミリシーベルトを計測した。通常、原子炉が停止した状態では、格納容器内の線量は0.1ミリシーベルト程度で、いかに異常な状態かが分かる。26日に内視鏡で撮影された映像を見ると、上にある原子炉から大量の水が降り注いでおり、炉に穴があいている状況がうかがえる。水は格納容器の損傷部分から高濃度汚染水となって建屋地下に流れ込んでいる。格納容器の壁面では塗装がはがれたり、浮き上がっている場所も多く、事故当初の過熱や腐食の影響とみられる。カメラが水をかぶっている間は映像はクリアだが、水がなくなると画面いっぱいにノイズが広がる。高い放射線によるものだ。
 問題は、この高い線量が廃炉に与える影響だ。東電は格納容器内の作業にはロボットを多用する計画だが、ロボットも本体は耐えられても、作動を制御する電
子回路などが放射線で壊れる。今回の計測に使った内視鏡も14時間程度しか耐えられない。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「高線量に耐えられる機
器を開発する必要がある。」と語った。政府は昨年暮れ、原発内では事故が収束したと宣言したが、実情は厳しい。
   
平成24年3月31日記事 今週(24~30日)の東京電力福島第一発電所では、2号機の格納容器内の調査が進んだ。まず、26日には、容器に開けた穴から内視鏡を入れた。水位が分かったのは良かったが、原子炉に毎時9トンもの水を入れているのに、水位はわずか60センチ。3~4mあると推測していた東電関係者を落胆させた。原子炉に入れた水のほとんど全ては格納容器に漏れ、損傷部から建屋地下に汚染水となって流れ込んでいることが改めて確認された。このことは、格納容器を水で満たし、原子炉を水没させた後、溶融した核燃料を取り出す廃炉計画にも暗い影を落とした。翌日は線量計を入れたが、毎時7万2900ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測された。わずか6分で人が死亡するレベルだ。これほどの線量になると、もちろん人間が作業するのは不可能。遠隔操作のロボットにしても、制御用の電子回路などが壊れ、長くは使えない。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「放射線に強い部品の開発が必要だ。」と述べた。
 
平成24年4月7日記事 4日、原子炉格納容器への窒素供給が停止。
 
平成24年4月14日記事 格納容器に窒素ガスを封入する装置がまたも故障した。
 
平成24年4月14日記事 建屋内 毎時5~7万2900ミリシーベルト
汚染水2万2400トン
    3号機 メルトダウン 格納容器底部に燃料堆積し床面を侵食の可能性 格納容器損傷
窒素注入 圧力容器内に注水冷却 損傷部分から漏出
使用済み核燃料プールは熱交換器で冷却 水温約18度  
平成24年3月17日記事 3号機でも測定するはずだったが、奥の部屋の扉が開かず十分なデータは得られなかった。ただ手前の部屋で測った線量は2号機より大幅に高く、3号機の作業環境はさらに厳しいと予想される。
 
平成24年4月7日記事 4日、原子炉格納容器への窒素供給が停止。
 
平成24年4月14日記事 格納容器に窒素ガスを封入する装置がまたも故障した。
 
平成24年4月7日記事 建屋内 毎時10~1600ミリシーベルト
汚染水2万2400トン
    4号機 定期検査中で圧力容器内に燃料棒はなかった
使用済み核燃料プールは熱交換器で冷却 水温約28度 プールの底部を鋼鉄柱で補強  
平成24年3月12日記事 4日から9日の間、福島第一 原発4号機では、使用済み核燃料の取り出しに向け、原子炉建屋天井部に設置されていた橋型クレーンが撤去された。このクレーンは、格納容器のふたの取り外
しなどに使われてきたが、水素爆発により使えなくなった。長さ32メートル、重さ110トンもあり、超大型クレーンを使って地上に降ろされた。細かく解体
し処分される。東京電力は今後、最上階の骨組みや鉄骨、壁、散乱したがれきを秋ごろまでに全て撤去する。その後、建屋から独立させた形で逆字型の骨組みを
建設。内部には核燃料取扱機やクレーンを内蔵。早ければ、来夏に完成し、来年秋ごろからプール内の使用済み核燃料の取り出し作業に着手し、燃料を敷地内の供用プールに移す。4号機の使用済み燃料プールには、1~4号機で最多の1535本が保管されている。
 
平成24年3月24日記事 今週(17~23日)の福島第一原発では、遠隔操作できる水中カメラで4号機の使用済み核燃料プール内を調べた。来年末を目標にしている核燃料の取り出しに向け、建屋の爆発でプール内に散乱したがれきの分布地図をつくる。
調査は19日から3日間行った。22日に東京電力が公開した動画では、通常なら銀色に輝く使用済み核燃料を納める容器が、砂や小石に覆われていた。また、
大きな金属製の板が落ちていることも確認された。分布地図は、核燃料の取り出し前に、がれきを計画的に撤去するのに役立てる。
 
平成24年4月14日記事 4月12日午後には、4号機の使用済み核燃料プールで、循環冷却装置が止まるトラブルがあった。循環水の配管の継ぎ目から、放射性物質を含む汚染水約20リットルが漏れ、腐食防止剤のヒドラジンを入れるための配管からも水漏れがあった。建屋外への流出はなかった。停止によりプールの温度は上がるという。
東電は保安規定の上限の65度になる前に冷却を再開したいとしている。
 
平成24年4月14日記事 建屋内 毎時0.1~0.6ミリシーベルト
汚染水1万9200トン
        その他
平成24年3月17日記事 東電は、高濃度の放射線物質が海で拡散するのを防ぐため、福島第一原発周辺の海での対策工事を本格化させた。海底を覆って固める。試験的な工事ではうまくいったという
 
平成24年4月5日記事 東京電力は5日、福島第一原発 の汚染水処理システムの配管から高濃度のストロンチウムなどを含む汚染水12トンが流出したと発表した。配管のホースがつなぎ目から抜けたのが原因。汚染
水は排水溝を通って、ほとんどが海に流れ出た可能性がある。東電によると、汚染水が漏れたのは、放射性セシウムの大半を除去した後、淡水化装置で濃縮され
た塩水。ストロンチウムは取り除かれていない。周辺では昨年12月に0.15トン、今年3月に0.08トンの汚染水が漏れて海に流出。3月の汚染水のスト
ロンチウムなどの濃度は1立方メートル当たり14万ベクレルで、今回も同程度とみられる。周辺の海水の調査では、放射性セシウムは検出されず、ストロンチ
ウムはまだ測定結果が出ていない。
 
平成24年4月7日記事 今週(31日~6日)の東京電力福島第一発電所では、高濃度汚染水の処理システムで水漏れがおきた。5
月未明、配管のつなぎ目からホースが抜け、高濃度のストロンチウムを含む汚染水12トンが漏れ、一部は海に流出したとみられる。流出した汚染水は、放射性
セシウムの大半は除去されているものの、ストロンチウムなどは残っている。3月に漏れた水は1立方センチ当たり14万ベクレルで、今回も同程度とみられて
いる。
 
平成24年4月14日記事 建屋内 毎時0.1~0.6ミリシーベルト
汚染水1万9200トン
    東京への影響
平成24年3月31日 東京電力福島第一原発事故による 放射性物質の河川への影響を調べている環境省は、東京湾に流れ込む荒川と隅田川の計4地点で、川底の泥に含まれる放射性セシウム濃度(1キログラム当た
り)を測定したところ、35~4700ベクレルだったと公表した。同省による両川の放射線物質濃度の公表は初めて。
   
  平成23年11月測定 平成23年11月測定
江戸川 運河橋 3200ベクレル 3100ベクレル
江戸川 新葛飾橋 1360ベクレル 1010ベクレル
江戸川 三戸前橋 430ベクレル 4700ベクレル
江戸川 八千代橋 6400ベクレル 340ベクレル
荒川 葛西橋   700ベクレル
隅田川 御成橋   35ベクレル
隅田川 笹目橋   530ベクレル
隅田川 両国橋   580ベクレル
*単位はベクレル(1キログラム)濃度はセシウム134と137の合計値。環境省のデータを基に作成        

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