改めて柳本マニフェストを検証する(1)

選挙広報に記載された全内容を見てみる。「柳本あきらの改革・5本の柱。1.まずは経済を強く。都市を強く。世界とつながる都市インフラの強靭化。明日につながる成熟した都市のリニューアル。日本中とつながる首都機能の分散化。災害に備えた防災力の強化。クリエイテイブ人材が世界中から集まるイノベーション都市へ。中小企業をつないで強くする。観光都市大阪のおもてなしで世界とつなぐ。2.教育を強く。子どもや女性に優しく。まっとうな教育現場をきずく。子どもの未来をきずく。女性の活躍をきずく。3.つながる社会で暮らしに安心。高齢者の安心な生活をきずく。誰もが安心して暮らせる社会をきずく。4.ひとと地域、地域と行政をつなぐ。市民参加型から市民実行型のコミュニティへ。身近な地域で文化とスポーツ、生きがいの持てるふるさとまちづくり。5.未来へつながる改革。都市間連携で府と市と隣接自治体をつなぐ。地下鉄事業・バス事業の改革。人口減少時代を迎えるにあたり、新たな行財政改革で明日につながる市役所へ」これですべてです。スローガンは「破壊的な改革から、未来志向の創造的な改革へ」「まっとうな大阪を」以上が選挙広報に記載されたマニフェストの全てです。これを読んで、何をしたいのか、全くわかりません。つよく、つなぐ、きずくという言葉が羅列されていますが、そのための政策が全く述べられておりません。政策がなくスローガンのみで、これでは政策の検証ができず、お粗末な選挙広報と言わざるを得ません。

昨夜8時、吉村・松井両氏の当選確実の緊急ニュース流れる。

大阪市民・大阪府民のみなさんを信じていましたが、そのような結果を出していただいたことに感謝したいと思います。橋下市長のもとでこれまで進めてきた改革が支持されたこと、二重行政の解消に向けた今後の取り組みに理解をいただいたことと受け止めております。また、自民党と共産党の政治理念を無視した、自己保身のための野合に有権者が審判を下しました。「共産党が勝手に応援しているだけ」との自民党の嘘が見抜かれたということでしょう。共産党は民主連合政府構想に向けた最初の取り組みで躓いてしまいました。大阪の成功を全国展開する予定だったのでしょうが、大阪の有権者は共産党の野望も見抜いていたということでしょう。「共産党は共産党らしく」慎ましく生きる、というのがいいのでは。非合法活動をしない限り、民主主義の日本では言論の自由は許されているのですから。